抗菌化学療法認定薬剤師になるにはどうすればいい!? ブログで取得方法や試験内容を紹介!!
今回は、薬剤師の認定資格でもある「抗菌化学療法認定薬剤師」の認定取得方法について現役薬剤師がブログで紹介します。
◆抗菌化学療法認定薬剤師とは!?
日本化学療法学会が2008年に発足させた制度であり、感染症治療において薬剤師が支援の役割から「感染症の種類や病態に応じてどの抗菌薬を選択し、どう使ったらいいのか」まで実践することを期待された認定資格。
◆認定要件(取得方法)
①薬剤師免許を有している
②申請時に、薬剤師として抗菌化学療法に5年以上かかわっている
③申請時に、日本化学療法学会の正会員である
④感染症患者の治療に自ら参加した15症例を報告できる
⑤別に定める単位数を取得している
◆新規申請に必要なもの
①抗菌化学療法認定薬剤師認定申請書
②薬剤師免許の写し
③規定の単位取得証明書
④症例一覧15例分
⑤推薦状
⑥抗菌化学療法に関わっていることの施設証明書
⑦申請料(1万円)振込み控えの写し
◆更新要件
①5年ごと
②認定取得以降、続けて日本化学療法学会の正会員である
③認定時と同じ要件の単位数を5年で取得している
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◆単位数
①必須単位
・抗菌適正使用生涯教育セミナー(1日コース、半日コース、e-learning)
②選択単位
・認定委員会が指定する関連学会の学術集会への参加
◆認定試験の内容
・毎年2月初め頃に開催【2020年は2月2日13:30~15:00(90分)】
・5つの選択肢から問題により1~3個選ぶ形式
・出題数は50問
今日の薬剤師業界でも専門性が重視されているため、特に加算項目にもなる感染認定資格は取得して損はないですね。
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