年に1回改訂されるアンチドーピングのガイドブックとは!? 薬剤師対応マニュアル!!
今回は、ドーピングの相談を受けた時の薬剤師対応マニュアル「薬剤師のためのアンチ・ドーピングガイドブック」について現役スポーツファーマシストが紹介します。
◆概要
日本薬剤師会は2003年の静岡国体からアンチ・ドーピング活動を本格化させ、翌2004年には日本スポーツ協会からの情報提供に基づき「薬剤師のためのアンチ・ドーピングガイドブック」を発行し、以来、毎年最新情報を取り込み改訂を重ねている。
このガイドブックは薬剤師を対象に書かれたもので、アスリートや指導者からドーピングについて相談を受けた薬剤師の対応を約100ページにまとめている。アスリートやスポーツ指導者を読者として想定した内容ではないが、情報が整理されていて具体的な注意事項を把握するのに適している。
例えば「特に気をつけたい要指導医薬品・一般用医薬品と健康食品・サプリメント」として、一般名・商品名が一覧できる。使用頻度が高いと思われる滋養強壮薬や風邪薬、あるいは毛髪薬などもリストに収載されている。
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◆スポーツファーマシストのコメント(感想)
薬剤師を対象として書かれている数少ないアンチドーピングマニュアルのため、アンチドーピング活動において、なくてはならないガイドブックだと思います。毎年更新され、最新のアンチドーピング情報をアスリート達に提供できる頼もしい教材といえます。
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