とある病院の薬剤師ブログ

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【薬剤師が解説】ビクトーザ皮下注の1日用法・用量の拡大|適応拡大で最高用量の変更へ

 

 

ビクトーザの適応拡大で最高用量の変更へ!!

 

最近インスリン製剤の新薬「ゾルトファイ配合注」の有効成分で注目を集めているビクトーザ。

今回は糖尿病治療薬「ビクトーザ」の用法・用量の拡大について気になる記事があったので現役薬剤師が紹介します。

 

ノボ・ノルディスクファーマは22日、GLP-1アナログ製剤「ビクトーザ皮下注18mg」(リラグルチド)について、用法・用量の一部変更承認を取得した。

 

従来の最高用量0.9mg/日で、効果不十分な場合最高1.8mg/日まで増量することが可能になった。

この用法・用量一部変更承認取得に伴い、1.8mg対応ペン型注入器が2019年9月から発売される。

 

現行品と1.8mg対応品の操作方法は同じ

 

2つのペン型注入器の違いとしては、現行品は1回に最大0.9mgまでの設定となっているところが1.8mg対応品では1回に最大1.8mgまで設定可能。

それに伴い、1.8mg対応品のダイアル表示には、「0.3mg」「0.6mg」「0.9mg」「1.2mg」「1.5mg」「1.8mg」を記載。

適応拡大(用法・用量拡大)により、使用頻度も今後増えてくるかもしれませんね。

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