2019-2020年はプロテインブームの時代到来か。
現在ラグビーワールドカップ日本大会ではかつてない盛り上がりをみせており、来年の東京オリンピックへの布石ともいえます。そのトップアスリートたちを陰で支えているもの、「プロテイン」が年々市場拡大を遂げ、注目されています。
そこで今回、日本のプロテイン市場の規模や市場拡大の背景等を現役スポーツファーマシストが解説します。
(1)プロテイン市場を注目するポイント
・2017年実績は597億(前年比115.4％)
・2023年には748億と予測。2016年対比144.5％と年々市場拡大が見込まれる。
(2)プロテイン市場拡大の背景
①スポーツとしてのサプリメント
身体作りや筋肉量増加などのスポーツ目的以外のたんぱく質補給が世間に浸透、老若男女問わずスポーツ人口の拡大を背景に、“プロテイン＝健康的な身体作り“というイメージの定着が進む事で、今後も需要拡大が期待される。
②高齢化対策としてのサプリメント
中高年〜シニアにおいて、健康の維持・増進には筋肉の維持が重要です。高齢化を背景に、生活習慣予防や認知症予防という分野において、栄養補給としての需要増加に伴い、市場規模は拡大の一途を辿っている。
③健康美としてのサプリメント
近年の筋トレ人口増加に伴い、女性を中心に“カラダや美の基”となる材料としての観点からプロテインに注目が集まっており、エステサロンを中心にユーザー層は更に広がっており、今後も高い伸長率を維持する見通し。
(3)高品質な日本製プロテインの登場
プロテインといえば、昔は海外製が主流でしたが、現在日本製プロテインが登場し、高品質で高性能、また価格帯も安いものから高いものまでその人に合ったプロテインを選択することができます。
↓以前おすすめのプロテインを記事にしてまとめました↓
プロテイン市場の今後の世論の流れや市場拡大の伸びしろに熱い視線が向けられ、新規参入を考えている企業が後を経たないそうです。
令和の時代、そして来年の東京オリンピックに向けて、運動やスポーツブームの
立役者になるかもしれませんね。
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