現役薬剤師が新型コロナワクチンを初めて調製してみた!! 感想は!?
今回は、「新型コロナワクチンの調製に携わった感想」を現役薬剤師がブログでまとめたので紹介します。
●今回の仕事内容
新型コロナワクチンの調製(希釈/分注)
●新型コロナワクチンの調製方法
①解凍(室温 or 冷蔵庫)。
②バイアルを上下にゆっくりと10回反転(転倒混和)。
③希釈用シリンジに1.8mlの生理食塩液を吸引し、バイアル内に注入。
④針を抜く前に、空になった希釈用シリンジに空気を1.8mL程吸引。(陰圧操作)
⑤バイアルを上下にゆっくりと10回反転(転倒混和)。
⑥希釈したバイアルから摂取量0.3mLの接種液を接種用のシリンジにそれぞれ吸引。
●現役薬剤師の感想
今回は「ファイザー製ワクチン」を使用しました。
私自身、病院で日常的にケモ調製を行っていたので手技自体は大丈夫でしたが、希釈用のシリンジ(2ml注射器)がとても使いづらかったです。
二人一組でペアとなって生食1.8mlの声出し確認、分注はリーダー??が行う、といった徹底したリスク管理のもと調製したため、調整ミスはありませんでした。
特に忘れがちなのは陰圧操作で、陰圧操作しないと分注時に薬品漏れの可能性があります。
今回のワクチン調製はとてもいい経験かつバイト??として携わったため、給料も出たので、有意義な半日でした。