自主回収が相次いでいる日医工に業務停止命令か!? 各医療機関(病院・調剤薬局)は大混乱!?
今回は、製造するジェネリック医薬品の自主回収が相次いでいる富山市のジェネリック医薬品大手「日医工に業務停止命令を出す方針を固めたこと」について影響が大きく受けそうな現役薬剤師が紹介します。
●概要
富山県は、製造するジェネリック医薬品の自主回収が相次いでいる富山市のジェネリック医薬品大手「日医工」に対し、製造や品質管理の体制に問題があるとして3月にも業務停止命令を出す方針を固めました。
●日医工の自主回収薬品数【2020年4月~2021年1月まで】
75品目
※花粉症などの抗アレルギー薬や胃腸薬、それに糖尿病改善のため血糖値を抑える薬など
●日医工の株価【2/25終値】
1030円
※同日の東証1部の銘柄を比較した値下がり率ランキングで5位となった
●薬剤師のコメント
小林化工に続き、日医工も業務停止となるようです。薬剤師の立場としては、メーカー「日医工」の医薬品に対し、早急に振替薬(他メーカー)を検討する必要があります。おそらく日本全国の医療機関が一斉に振替を行うため、3月は医薬品の供給体制が大混乱することも念頭に入れて対応していきたいですね。
↓Amazonで買い物↓
