何度受けても不合格。薬剤師国家試験に3回受験するも受からない28歳女性の悲痛な悩みとは!?
今回は、とある電子掲示板に投稿された「28歳女性の悲痛な悩み」が今話題となっています。それは「薬剤師国家試験に何度受験しても合格できなくて将来が不安」という内容でした。
今回は、「薬剤師国家試験に対する28歳女性の悲痛な悩み」を現役薬剤師が自分なりの考えを踏まえて紹介します。
◆前提として
これは彼女の人生なので、他人がどうこう言う事ではありませんが、このような形(相談)で彼女は他者にアドバイスを求めている状況なので、今回取り上げました。
◆相談内容
3回、薬剤師国家試験に落ち続けてます。生きる気力がありません。
私は現在28歳女です。このようにいつまでも薬剤師になれておらず、未だに働いたことがなくひどい劣等感に悩まされています。 今まで真面目に勉強しているつもりでした、本当に勉強が向いてないんだと思います。ここ数年は友人に合コンや婚活パーティに誘われても劣等感からお断りしており(この年で浪人生と言いたくない)、情けないです。年が年なので、それなりに恋愛して結婚したい。 最近は自分の現状を話したくなくて、その友人たちとも距離を置いてしまいました。どんどん内向的になっています。
もうどこでもいいから働きたい、薬剤師諦めたい、と何度も両親に懇願しているのですが聞き入れてくれません。予備校通って、何としてでも薬剤師になれと。 私は両親、兄、いとこと全員医師で、いつまでも浪人している私は家庭内ですら居場所がないんです。いとこにも後ろ指差されて笑われてるんじゃないかと日々想像してしまいます。 親も私が不憫、みっともないと思ってるみたいで、親戚等の集まりは全て不参加にさせられます。
情けないです。 もう予備校には行きたくないんです、誰でもいいから結婚してこの家庭から抜け出したい。だけど抜け出す勇気も経済力も恋人もいない。自分なりに本当に苦しんでいます 私はどうしたらいいのでしょうか。。ただの甘ったれですか。
皆様のご意見等は真摯に受け止めます。 支離滅裂な文章ですみません。
◆やってはいけないこと
一番やってはいけないことは、嫌々ながらも薬剤師を目指すとはいうものの、予備校に通わず自宅でダラダラと勉強(宅浪)することです。中途半端な気持ちで勉強して合格できるほど今の薬剤師国家試験は甘くないです。
◆個人的考察
国家試験お疲れさまでした。今の彼女に必要なことは「休息を取ること」だと思います。今の彼女は気持ち(心)と行動(身体)が一致していないように見えます。
まず、薬学部を卒業したことには変わりない(大卒)ので、国家試験のことは忘れて気分転換に旅行に行くなり、アルバイトや、はたまた就職し、実際に働いていくなかで「やっぱり自分は薬剤師になりたい」という気持ちが溢れてきたら予備校(予備校には半年コースもある)に通えばいいのかなと個人的に考えます。
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◆薬剤師のコメント
私自身思い返せば、小中高大学で一番勉学に励んだのは大学時代でした。そのモチベーションはどこから来ていたのかというと、『将来薬剤師になる』に尽きました。「化学」自体、元々高校時代から好きだったので、勉強するモチベーションを保てていたことが幸いでした。世の中には薬剤師になりたいのになれない方もごまんといる中、私は中学時代からの夢だった薬剤師に今なれていることは「恵まれているな」と改めて感じました。
どの選択肢を選ぶのか、最終的な判断は彼女自身なので、陰ながら応援したいです。
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