起床時などの朝方に手の指が動かしにくくなる「朝のこわばり」や「関節痛」、「神経痛」を訴える方が多くいます。また、手指の痛みを伴うこともあります。
特に秋から冬にかけて痛みがひどくなり、手指の力を加えることができなくなってしまいます。
そこで、小林製薬から漢方薬を含んだ新商品「ユービケア」について現役薬剤師がレビューします。
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- 出版社/メーカー: 小林製薬
◆手指のこわばりの原因
こわばりや痛みのある手指は、関節に問題があるといわれています。
指の関節は軟骨組織や関節液などからできています。加齢にともない軟骨細胞死を引き起こすことで関節に炎症が起き、腫れや痛みを生じます。ひどくなると関節のこわばりも発現する関節リウマチ症状もあります。
また、更年期によるエストロゲン(女性ホルモンの一種)の減少も、原因のひとつといわれています。
◆商品説明
・こわばりや痛みで手指が動かしにくい方のための漢方薬
・漢方処方「桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう)」が血流を低下させ、炎症が蓄積しやすい手指の関節に効果あり
・血流を促進していくとともに、抗炎症作用と鎮静作用により手指がスムーズに動かすことが可能
◆分類
第2類医薬品
◆効能・効果(効き目)
体力虚弱で、手足が冷えてこわばり、尿量が少なく、ときに動悸、めまい、
筋肉のぴくつきがあるものの次の諸症:関節痛、神経痛
◆成分・分量 (3包/1日あたり)
桂枝加苓朮附湯エキス:2.4g
ケイヒ:2.0g
シャクヤク:2.0g
タイソウ:2.0g
ショウキョウ:0.5g
カンゾウ:1.0g
ビャクジュツ:2.0g
ブクリョウ:2.0g
ブシ末:0.25gより抽出
成分には、多くの生薬が含まれており、その中で「ケイヒ」は、炎症を抑え、関節に滞っている「水」の巡りを改善することで関節の痛みやこわばりを緩和します。
◆用法・用量
次の量を食前又は食間に水又はお湯で服用すること。
大人(15才以上) 1回量:1包 服用回数:1日3回
7才以上15才未満 1回量:2/3包 服用回数:1日3回
4才以上7才未満 1回量:1/2包 服用回数:1日3回
2才以上4才未満 1回量:1/3包 服用回数:1日3回
「更年期によるエストロゲン減少によるこわばり」に焦点を当てた「エクオール」もあります。
- 出版社/メーカー: 小林製薬
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
