睡眠サプリ「グリナ」は効かない!? ブログでレビュー!!
以前、疲れが取れる魔法の薬、「キューピーコーワヒーリング」を解説しました。
今回は「ぐっすり気持ちのいい眠りを」で有名な睡眠サポートサプリ「グリナ」について現役薬剤師が成分や効果中心に、本当に効果がないのかレビューします。
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◆商品名
グリナ
◆説明文
すみやかに深睡眠をもたらし、睡眠の質の向上(熟眠感の改善、睡眠リズムの改善)や起床時の爽快感のあるよい目覚め、日中の眠気の改善、疲労感の軽減、作業効率の向上に役立つ機能があります。
◆分類
機能性表示食品
◆用法・用量(飲み方)
1日1本を目安に服用すること。寝る前がオススメ。
◆成分
グリシン(スティック1本あたり3000mg)、クエン酸、香料
◆グリシンとは？
体内で作られるアミノ酸のひとつで、タンパク質を作る成分であり、また、睡眠と関係が深い深部体温を低下させ、睡眠の質を向上させる効果があるといわれている。
口コミやレビューをみると、「寝付きがよくなった」や「疲れが取れるようになった」といった意見がある一方、大多数の人が「効果なし」や「効き目がない」など、どちらかというとネガティブな評価となっている。
なぜこのような評価かというと、この商品は「医薬品」でも「特定保険用食品(トクホ)」でもなく「機能性表示食品」であることが大きく関係していると考えられる。
◆機能性表示食品とは!?
特定保険用食品(トクホ)とは異なり、国の審査が必要ではなく(届出制)、文献や論文を引用することで科学的に根拠を示す(ヒトでの臨床実験は必須ではない)だけで表示できる。
◎結論
医薬品やトクホよりも「効果に対する個人差が大きい」ため、このような口コミになっていると私は考えます。また、グリシン自体体内で作られる物質であるため、市販の睡眠薬とは違い、癖にならないため副作用はほぼないといわれています。あくまで自然な睡眠を誘発させる手助けをするサプリメントと考えるのが妥当である。
