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【2019年】プロ野球界でドーピング疑惑!?|広島カープの外国人選手がドーピング検査陽性反応

プロ野球界でドーピング疑惑!?

今回は、日本プロ野球界(NPB)の広島カープの外国人選手がドーピング疑惑という大きな話題があったので現役スポーツファーマシストが紹介します。

 

◆概要

広島カープは8月17日、ドーピング検査で陽性反応が出たため、サビエル・バティスタ外野手(27)の出場選手登録を抹消した。6月初旬の検査で陽性反応が出て、前日(16日)に判明したB検体の検査でも結果は変わらず、この日から自宅謹慎となった。

調査裁定委員会の制裁が出るまで約1か月かかる見込みで、今季中の復帰は絶望的。チームトップ26本塁打の大砲の離脱で、リーグ4連覇にも暗雲が垂れ込めた。

 

 

◆今後

今後は実働(土・日・祝日を除く)10日以内で弁明の機会が与えられ、その後、NPBが実働20日以内に調査裁定委員会を開き、裁定を下す。処分が決まるまでに1か月前後はかかる見込みで、その間は練習参加も認められない。自宅謹慎が続くこともあり、今季中にグラウンドでプレーするのは絶望的な状況だ。

 

ちなみに「NPBアンチドーピングガイド2019」Q&Aによると

Q.ドーピング検査陽性となり、制裁が決定された場合、抗議することはできないのですか?できるとしたら、どうすればよいのですか?

A.この場合の「抗議」は規程上は「異議申立て」と呼ばれます。当該選手は、処分がいい渡されてから実働日の10日以内に所属球団を通じて異議申立ての申請を「NPBアンチ・ドーピング特別委員会」に提出することができます。

 

 

と記載があり、今回のバティスタ選手はこのガイドラインに沿って異議申立てに乗っとるものだとおもいます。

海外で販売されているサプリメントには禁止物質が含まれているものもあるので、やはり注意が必要ですね。

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