とある病院の薬剤師ブログ

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【エナドリ】カフェインはドーピングに引っかかる!?|監視プログラムとは!?

身近なものに含まれるカフェインはドーピングに引っかかるのか??

コーヒーやエナドリ等に含まれるカフェインはドーピング検査で陽性になるのか、という問い合わせをいただくので現役スポーツファーマシストが解説します。

 

◎結論

結論からいうと、「今現在(2019年7月)、カフェインの摂取でドーピング違反にはなりません。」

ここで、なぜ「今現在(2019年7月)」と付け加えたのかというと、カフェインは「監視プログラム」に該当するからです。

 

 

◆監視プログラムとは!?

「現在は禁止物質ではないが、今後頻繁に使用されると禁止物質になる可能性があるもの」。簡単にいうと、今はドーピング違反にはならないが、今後監視プログラム→禁止物質に変わると、ドーピング違反となります。

 

 

◆カフェインが含まれている飲料水【エナドリ

モンスターエナジーは100mlあたり40mg、レッドブルと新発売されたコカコーラエナジーは100mlあたり32mgのカフェインが含まれており、今後もしカフェイン自体が禁止物質になると、エナジードリンク(エナドリ)にも影響があると考えられます。

 

 

◆コメント

ちなみに、カフェインの摂取量だけで言うと【1日に400mg以内】なら健康に悪影響は無いと食品安全委員会のコーヒーの資料に記載されています。

結論:カフェインは今のところ大丈夫です。

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