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【定員割れの理由】薬学部の大学院のほとんどが定員割れ!?|薬科大学院への進学者数を紹介

薬学部の大学院が定員割れ!? 日本の薬科大学院の進学者数は!?

今回は、「薬科大学・薬学部の2019年度大学院進学者について」気になる記事があったので薬剤師が紹介します。

 

 

◆薬科大学・薬学部の2019年度大学院進学者について

全国薬科大学・薬学部の2019年度の大学院進学者について6年制学科に続く4年制博士過程は約6割の大学で定員を割り込んでいることが、調査で明らかになった。

大学院を設置している66校のうち、6年制に続く4年制博士課程の定員数494人に対し進学者は458人とほぼ定員を確保していたが、各大学の状況をみると、約6割に上る38校で定員数を下回っており、そのうち11校では進学者がいなかった。

4年制に続く博士課程(2年制)については、定員数1211人に対して進学者は1062人、博士後期課程(3年制)の定員数319人に対して進学者は238人だった。

定員割れの理由としては、6年間私立大学に通うだけで数千万円(授業料・生活費込み)かかるため、卒業後すぐに働かざるを得ないことが挙げられます。身近に薬剤師になって働きながら大学院に通う先生方がいますが、職場と大学の往復だけでも苦労しているそうです。

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