今回は、「サプリメントのドーピング情報開示」について現役スポーツファーマシストが紹介します。
◆概要
日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は、スポーツにおけるサプリメント(栄養補助食品)の情報公開に関する新しいガイドラインを公表した。近年、禁止薬物が混入したサプリメントを介したドーピング違反が増えており、そのリスクを低減するのが目的。
ガイドラインによると、事業者は規定の生産施設審査を受け、認証を取得することが必須。製造管理や保管、輸送などが評価の対象項目となる。また、製品分析を年に1度以上実施し、結果を公開することも求めている。情報公開用のサイトは今後立ち上げられる。
◆サプリメントの第三者認証サービス
DINX、インフォームド・チョイス、NSF、BSCG、HASTA、ドーピングガード
◆薬剤師のコメント
うっかりドーピングを未然に防ぐためにも、身近に入手できるサプリメントの情報開示は選手や選手を支える人達にとってメリットですね。
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